めまいとピラティス
*めまいについて*
足下が揺れていないのにゆれているように感じたり、周囲の景色が回っているように感じたりする状態を一般的に「めまい」と呼びます。
めまいを感じたら…
まずは医師の診断を仰ぎましょう。
耳から起きるめまい、首から起きるめまい、自律神経が関与するめまい
様々なめまいがありますので
ご自身の症状を正確に把握し医師に相談しましょう。
このページでは、自律神経(交感神経と副交感神経)が作用して
引き起こされるめまいに対処するための暮らし方のヒントを提案します。
まず、見直していただきたいのは
*食生活*
あなたの、食べている量は丁度良いでしょうか?
案外と多く食べていたり
逆に少なく食べていませんか?
両と同じくらい大事なのは「食の質」です。
まずは、糖分を控えましょう。
糖分の過剰摂取は身体を冷やしてしまう原因です。
偏食を避けましょう!
栄養のバランスを考え、1日30品目以上の食品を摂取しましょう。
食物繊維が豊富な野菜、くだものを摂取して、便通が良くなるようにしましょう。
めまいと同時に、耳鳴りや難聴を改善・予防するビタミンB類を摂取しましょう。
ビタミンB12は、末梢神経の代謝を促す作用があり、耳鳴り・難聴・めまいの治療薬としても使われます。→レバー、あさり、しじみ、さんま、など。
ビタミンB1は、疲労回復に役立ち、このビタミンが少なくなると脳の動きが低下すると言われています。→豚肉、レバー、ピーナッツ、ごま、大豆など。
ビタミンB2で、疲労・老化をふせぐため、過酸化脂質が蓄積されるのを防ぎましょう。→牛乳、乳製品、納豆など。
ビタミンB6は、免疫力を強化する作用があります。→魚、バナナなど。
これらビタミンB群のほかにも、ビタミンCの摂取も心がけましょう。
ビタミンCは、疲労回復を促してくれます。
またビタミンCは、ストレスへの抵抗力をつける効果があるとされています。
さらに、脳の神経細胞の興奮を抑える働きのあるカルシウムや
貧血予防・エネルギー代謝に欠かせないタンパク質の摂取も心がけましょう。
とても刺激の強い、香辛料、調味料なども、なるべく控えた方が良いでしょう。
食後のコーヒーなど、カフェイン類もほどほどにしましょう。
お酒は、なるだけ控えましょう
ただし、1日にビールなら大瓶1本、ウイスキーなら70cc
日本酒なら180cc、ワインなら200ccまでにしましょう。
楽しい時間を過ごすのは精神衛生上良いことですから
嗜好品とは賢くつき合いましょう。
煙草はきっぱりやめましょう。
しかしながら、スパッとすぐには難しいものです
禁煙するための節煙!これなら今日から始められます!
*適度な運動を心がけましょう*
ピラティスは体の歪みを矯正し、身体のバランスをよくするエクササイズです。
バランスをよくするのと同時にコアを鍛えていきます。
バランスがよくなり、身体のコアが鍛えられれば
日常病ともいうべき、肩こりや腰痛が改善されるだけでなく
ピラティスの呼吸法は自律神経の働きを高める効果もありますので
心身両面からアプローチできるトレーニングです。
なかなかレッスンに通えない!という方も
まずは、ウォーキングから始めましょう!
苦しくならない程度に歩くのがコツですよ。
寝る前に足をマッサージするのも良いですね。
寝る時も、足を高くし、頭を高くして寝てみるなどの工夫をしてみてください。
日常の生活でも、立ちっぱなし、座りっぱなしにならないように
こまめに歩いたり、掃除したり、体を動かす癖をつけましょう!
スクワットのような運動を苦しくならない程度に
1日数回行うのもおススメです。