ビタミンEは血液中にも含まれているビタミンE(vitamin E)は脂溶性ビタミンの一種です。

 

血液の成分や血管の酸化も、防ぐ効果があり

ビタミンEの働きによって、血管の機能が正常に保たれ

血行が良くなり動脈硬化を予防、心臓病や脳卒中のリスクも少なくなります。

 

このビタミンEは、男女問わず、性ホルモンの合成を助けてくれます

特に女性に多い更年期障害は、ビタミンEを摂取することで

症状を軽くする効果が期待できるとされています。

また、皮膚細胞の酸化が予防できるので、シミ、くすみ、そばかすを減らす効果があるともされます。

 

ビタミンEの1日あたりの摂取量は→成人で7~9mg

 

成人病や生活習慣病を、予防する効果を高める場合→100~300mgほど摂取するのが良いとされています。

 

ビタミンEは、比較的多くの食品や食材に含まれる栄養素なので

日頃から、バランスのとれた食事を心がけるのはもちろんですが

特に含有量が多いのは、ナッツ類や食用の植物油

 その他では、穀類や魚類、豆類、緑黄色野菜などの食品にも、少しですが含まれています。

<ビタミンEの含有量と食品の目安> 五訂日本食品標準成分表より
食品 ビタミンEの含有量
(100gあたり)
一食の適量
アーモンド 31.2mg 15粒 22gで・・・6.9mg
にじマス 5.8mg 中1尾 100gで・・・5.8mg
うなぎの蒲焼き 4.9mg 1串 100gで・・・4.9mg
ヒマワリ油 39.2mg 大さじ1杯 12gで・・・4.7mg
ヘーゼルナッツ 19.5mg 15粒 22gで・・・4.3mg
西洋かぼちゃ 5.1mg 中1/15個 80gで・・・4.1mg
落花生 11.4mg 1/4カップ 30gで・・・3.4mg
サフラワー油 27.6mg 大さじ1杯 12gで・・・3.3mg
モロヘイヤ 6.6mg 1/2袋 50gで・・・3.3mg
はまちの刺身 4.1mg 5切れ 60gで・・・2.5mg
アボガド 3.4mg 果肉1/2個 70gで・・・2.4mg

*その他、ヒマワリの種、タラコ、マヨネーズなども、
  ビタミンEを比較的多く含む食品・食材です。
*1mg(ミリグラム)とは、千分の1グラムのことで、 1g=1000mgです。