胸やけや胃の不調を予防

 

【横隔膜です】

 

(ワコールより参考引用)

 

逆流性食道炎気味の方もいらっしゃるし

この暑さでなんだか胸やけが。。

そんな声も聞こえましたからね

 

ピラティスでしっかり横隔膜を動かして

胃の不調を予防しましょう!

 

ということで

 

胃と食道の関係を目で見てみましょう

 

 

「食道は横隔膜に空いた食道裂孔を通って腹部に至り胃に繋がっています。食べ物が食道の入り口に来ると収縮していた上部食道括約筋が緩んで輪状筋による蠕動(ぜんどう)運動と、食道から分泌される粘膜によって食べ物はスムーズに運ばれ、次に下部食道括約筋が緩んで胃の入り口の噴門が開いて食べ物を受け入れるのです。」(図1) 

 

(イラスト・文 南東北病院より参考引用)

 

簡単にまとめると

 

〇食道は横隔膜に空いた食道裂孔を通って腹部に至り胃に繋がっている

 

〇上部食道括約筋が緩んで

 

〇ぜん動運動と粘膜によってスムーズにはこばれ

 

〇下部食道括約筋が緩んで

 

〇胃に食べ物が運ばれる

 

 

食道括約筋の本来のゆるみと

ぜん動運動と粘膜が必要

ということがわかります

 

 

元来、胃・食道接合部には下部食道括約筋など

食道内に胃内容物が逆流することを防止するような

逆流防止機構があります。

 

その場所にあるのが【横隔膜】

 

(サワイ健康推進課より参考引用)

 

少し詳しく見るとこんな感じです

横隔膜を突き抜けている感じです

 

食道括約筋の本来のゆるみと

ぜん動運動と粘膜が必要

 

ゆえに、予防として考える運動は

横隔膜の運動を元来の動きに戻すこと

 

 

【毎日みぞおちを本来の位置に戻そう】

 

まずは横隔膜がくっついている

肋骨や胸椎の動きを本来の動きに戻すため

みぞおちをゆるめましょう

 

【胸式呼吸の出番です】

 

胸式呼吸はピラティスレッスンで

何度も何度も練習していますよね

 

まずは。。。

 

4.7.8の呼吸で【みぞおち】を緩めましょう

 

① 4秒かけて鼻から息を吸う


② 7秒間息を止める


③ 8秒かけて口からゆっくりと吐き出す


この動作を1セットとして3~4セットおこないます。

 

秒数は息が苦しくならない範囲でむりなくおこなってください

 

 

次に肋骨を上から下まで意識して

全体に呼吸を入れていきましょう

 

横隔膜を意識してくださいね

 

(ワコールより参考引用)

 

肋骨が鎖骨や肩甲骨、胸椎(背骨)

そういう場所とも影響しあう関係ということ

イラストを見ればわかると思います

 

この横隔膜を突っ切って食道が通っているわけです

 

ね、ちゃんと肋骨の位置

元に戻さないとね♪

 

横隔膜があがってくると

肋骨も上がっていきます

すると、肩や首に圧が上がってくる

理由のわからない方こちや首の不調も

横隔膜の動きの悪さや

肋骨の位置の悪さで

起きているのかもしれませんね

 

また慢性的な便秘でも

腹圧が高くなりそれが横隔膜を押し上げて

胃や食道の動きを悪くしたり

妊娠でも同様のことが起きやすくなります

 

(Anetis(アネティス より引用)

 

腹圧が嫌食道をおしあげてしまい

横隔膜の動きを出しにくくする

イラストで見るとわかりやすいですね

 

 

 

まずは、身体本来の位置に

各部位を戻していく

 

これをていねいに行いましょう

 

 

【胸やけや胃の不調を予防するための運動】

 

4・7・8の呼吸法

みぞおちが緩んだら

胸式呼吸で肋骨の動きを取り戻す

最後に腹式呼吸で腹圧をコントロール

 

 

あとはレッスンでいつも行っている

ねじりや開きの運動で肋骨の動きを

さらにさらにスムーズにしていきましょう

ピラティスには肋骨や背骨のための運動が

たくさんたくさんありますからね

レッスンで楽しく学んでください

 

 

自分の身体は自分で守る

自分の人生は自分で守る

みなさん、よろしくお願いしますね♪