ダンサーの為のダイエット
ダンサーなら、誰しもが一度は闘うものですね
・正しい栄養所要量を知ることが大切です。正常な成人は少なくとも1日あたり、1200カロリーを摂取することが必要となります。命をなくしてまで踊る意味があるでしょうか?
適正摂取エネルギー(1日:成人の場合)
身長(cm) 体重(kg) 適正エネルギー量(kcal)
140 43 1100~1300
145 46 1150~1400
150 50 1250~1500
155 53 1350~1600
160 56 1400~1700
165 60 1500~1800
170 64 1600~1900
175 67 1700~2000
180 71 1800~2150
・減量グラム数につては最大でも1週間あたり、1kg程度にしましょう。それ以上減るのは異常です。身体にも心にも大きな負担をかけてしまいます。
・いままでの食生活及び生活習慣を見直しましょう。不摂生な生活・食事習慣を廃止するために日常の行動を修正することが大切です。
・最低1週間に3日は、1回20~30分、最大心拍数(220-年齢)の最低60%の強度で有酸素的な運動プログラムを実施することが大切です。
・達成した体重を維持するためにも、無理なく一生続けられる、あなたに合った食事と運動プログラムを用意して生活習慣の乱れを防ぎましょう。
*体重を減らすために必要なこと*
よく発表会やイベントの直前になって極端な減量をする人がいますが、このような行為は、かならず一定期間が経つとリバウンドを引き起こしてしまい、最悪の場合もとの体重以上に増えることもあります。
あまり知られていませんが、体重の増減を繰り返すと、基礎代謝が低下してしまい、痩せにくい体質になってしまいます。
さらに生活習慣病やストレスによる心の病気まで引き起こす危険性もあります。
あなたは、本当に太っていますか?
太ってると思い込んでいませんか?それはとても危険なことです。その灯とその人に合った素晴らしいバランスがあるのですから、自分の魅力が生かせる体重を知りましょう。
標準体重と言われる値を出してみましょう。
{身長(m)}2×22
BMIを出してみましょう。
体重(Kg)÷{身長(m)}2
肥満度の出し方
(実測体重-標準体重)÷標準体重×100
肥満度の判定法です。
肥満度-10%以下あるいはBMI 19以下 → やせ
肥満度13.6%あるいはBMI 25以上 → 肥満
(第20回肥満学会、東京宣言より)
では、実際にどのようにダイエットを成功させるのか・・・
・寝ているだけ、座ってるだけでも、効率よく脂肪が燃えるように筋肉をつける必要があります。
・ダンサーは日頃から有酸素系の運動を行っているはずなので、一般の方よりは脂肪が燃焼しやすい身体を持っています。やはり、問題は【食べるものと食べ方】ではないでしょうか?
・食後より食前のほうが脂肪は燃え安いことをご存知ですか?空腹時のほうが運動での脂肪燃焼率は高いでんです。小腹が空いたら軽く運動して1・2時間後に食事を取りましょう。
・1度にたくさん食べて余ったエネルギーは、体脂肪としてからだに蓄積されてしまいます。食事を抜いて1日1食や2食にするのは大きな落とし穴が待っています。
・夕食は就寝2時間前までに済ませましょう、胃腸にも大変よい状態で就寝できます。
・低カロリー食材をうまく利用しましょう
きのこ類
カロリーはほとんどゼロで食物繊維たっぷりの万能低カロリー食材。香りも豊かでどんな料理にもよく合うので、いろんな料理に活用したい食材なんです。
海藻類
食物繊維だけでなくミネラルもたっぷり含まれて低カロリーなのが特徴です。わかめにはカルシウム、ひじきには鉄分とカルシウム、昆布にはコレステロールを下げるアルギン酸が含まれていますから、見逃せませんよね。
こんにゃく
コンニャクイモを原料とし、7割が水分でグルコマンナンと呼ばれる多糖類が含まれています。食事のカロリーを増やさずに満腹感を得たい時に活用したいですね。
乾物
切干し大根・高野豆腐、湯葉・ひじき・干ししいたけ、干し貝柱など。生の状態よりも栄養価が高く、食物繊維がたっぷりなんですよ。保存できるので買い置きに便利です。
野菜
ご飯や肉・魚では足りないビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。カロリーも低いので、たくさんの種類のものをたっぷり食べたいです。
*水分補給の重要性について*
有酸素運動の前後には十分な水分を摂ってください。
水分が足りないと発汗が少なくなり、体温調節がうまくいかなくなり、非常に危険です。
水泳のようなスポーツで、も実はかなり汗をかいているので、事前の水分補給を怠らないようにしてください。
不必要な水はやがて体の外に排出されます。カロリーも水にはありません!水を飲むだけで太るなどということはないのです!
貴方の体重が重いのは、水をのんだからではありません!!水は必要な成分です。不必要な水分(甘い紅茶やコーヒー、ジュース類)を摂取しているからですよ。
・食欲を増進させる香辛料を避けて薄味の和食中心メニューに切り替えましょう
・食事のとり方にも注意し、まとめて食べたり、早く食べたり、たらふく食べるのをやめましょう。
・1 日3食きちんと規則正しい習慣を身につけましょう。
・時々エネルギー内容をチェックして、自分の食事習慣の欠点を見直して、よい習慣を身につけましょう。
ご希望であれば、ダイエットカウンセリングを、ご指導させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。