鵞足(がそく)炎とピラティス
写真(腰痛オンラインより)
【鵞足(がそく)炎】
鵞足(がそく)は縫工筋(ほうこうきん)・薄筋(はっきん)・半腱様筋(はんけんようきん)の3つの腱がすねの骨(脛骨)の上部に付着している部分で,その外見がガチョウの足のように広がって骨に張り付いているように見られることから,鵞足と呼ばれています.
【鵞足(がそく)炎の症状と原因】
膝の屈伸運動を繰り返すことによって大腿内側の腱が脛骨の骨隆起(脛骨内顆)とこすれて炎症を起こし,膝痛が発生します.
*使いすぎ
*下肢のアライメントのくずれ
*筋力不足・柔軟不足
*傾斜している路面、硬い路面、下り坂、硬いシューズでの歩行
*痛みはヒザの内側にあります
*患部が腫れて熱をもち押すといたみます
*初期では運動後に痛みがありますが、休むと消失します。運動を続けていると次第に痛みが強くなり、運動中にも痛みを感じるようになります。
【まずはドクター!】
痛みが長期間にわたる場合や痛みの強い症例ではMRI検査で疲労骨折や骨腫瘍の骨病変を除外する必要があります.
で、ドクターの許可が下りたらピラティスです♪
ご自身でもやって欲しいのは筋肉をほぐすこと!
ピラティスでのアプローチは・・・・
・骨盤の調整
・筋膜リリース
・症状に応じて段階的に負荷を増やし筋力をUPさせます
・自分の筋肉でテーピング効果をだそう
・自分の筋肉でインソール効果を出そう
参考までに予防のストレッチを掲載しておきます
決して力づくでやらないこと!
個人の責任において取り組んでくださいね。